板垣退助第95回忌 (平成25年7月16日)

本日は板垣退助の第95回忌。板垣退助の生誕地に建つ高野寺での法要に参列するため高知へ。



高知到着後、先ずは板垣山の歴代墓へお参り。本日は猛烈な暑さでした。財団法人板垣会理事の北代巖雄先生らと謹んで参拝。般若心経を唱えて手を合せました。

板垣退助の墓所に隣接する北原羽左衛門家の墓も、北代先生がよく手入れをして下さっておりました。北原羽左衛門は、板垣信方の子・信憲が改易された後、本郷八郎左衛門に私怨によって殺さ


れたあと、その遺児・正信を撫育してくれた家臣の一人で、代々板垣家(乾家)に仕えた老臣。板垣信方から板垣退助につながる系譜を伝説のように思っておられる方がおられますが、ここに代々の墓があることをもっと知ってもらいたいと思っております。墓石の補修や、白木の位牌のままで良いのか、板垣山の伸び過ぎた木の枝、ふもとの駐車場の整備、墓所内の案内板の設置、墓所までの案内板の設置なども含めて、5年後の百回忌までにやらねばならない難題が山積。5年あると思っても、油断しているとあっという間に過ぎてしまいます。時間を無駄にせず、費用を捻出してこれらの難題の解決に取り組むためには何が必要か、何から手をつけたら良いのか、出来ない理由を探すのではなく、出来る方法を考えましょうと、有志らと墓前で今後の方策を語りあいました。


下山して、北代先生と一緒に昼食。高知板垣会は「財団法人」としての維持が難しいため、NPO法人への移行を考えているが、中々手続きが進んでいない状況とのこと。なんとか、無事に百年の歴史を有する会の存続を目指すことが出来ればと考えております。その後、ころあいを見て高野寺へ移動。島田住職と財団法人板垣会の古谷俊夫会長にご挨拶をして座に着きました。

法要の後、座を遷して板垣総会。その後、直会を兼ねて懇親会。年に一度でも、板垣を顕彰する志を持つ人々と一堂に会してとても有意義な一日となりました。谷先生は、【龍馬の生まれたまち記念館】で個展をされるとのこと。益々のご活躍を期待しております。


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投稿日:2013/07/16

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