京都霊山護國神社昇殿参拝(平成24年8月15日)

本日は大東亜戦争の終結より67年目の節目の日。

昨年までは有志らと靖國神社へお参りしておりましたが、本年は一色正春さんの講演会でお会いした、加藤昇旧帝国海軍中尉との約束を果すべく、京都霊山護國神社へお参りしました。

私の伯父も旧帝国海軍出身。呉鎮守府の大竹海兵団に所属して終戦を迎えたので、当時の海軍のお話しなどを聞ければと思い参列いたしました。


今、我々は現役で戦地で戦われた方々にお会いできる最後の世代ではないだろうか、だとしたらその貴重なな体験をお伺いし、平和に役立て、なんとしても、憲法改正の端緒を作っていかねばならない。

そうしなければ、67年前に戦われ、終戦を噛みしめられた方々、戦地で散華された方々に申し訳がたたない。そういう思いを胸に参列。御祭神に感謝と哀悼の洵を捧げました。


写真左は「舞」の奉納、写真右は「特攻花(荒毛反魂草)」で、知覧や鹿屋に咲く南国の花。木村宮司の御説明によると、大東亜戦争の末期、17歳を最年少とする若者たちが、祖国日本を守るため、知覧や鹿屋の基地から出撃した時に最期に見たであろう花で、若者たちは愛する故郷、家族たちの思いを胸に愛機と共に自ら敵艦に体当たりして散華されました。その為、いつの頃からか、飛行基地の周りに咲いていたこの花は「特攻花」と呼ばれるようになりました。「荒毛」は「むくつけきおのこ」で男性を、「反魂」は「死者の魂を冥界から呼び返すこと」を意味し、花言葉は「あざやかな態度」、8月15日生まれの誕生花でもあります。祖国の平和と愛する人々の幸福を願い若くして異郷の地で散華された「英霊」の切なる想いに心を致し、平成23年7月6日、北川榮一さんが奉納されたものを、宮司さまが自ら水を遣って育てられたお花。貴重なものを見ることが出来ました。


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投稿日:2012/08/15

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