本日(平成31年4月25日)、岐阜東照宮の社殿造営の起工式が行われました。
岐阜板垣会の会長・澤田榮作氏の発起によって、「岐阜東照宮」の新社殿造営事業が開始されてから2年。板垣退助が日光東照宮を戦禍から守ったということに触発されての事業開始でした。なので、岐阜東照宮奉賛会を創るということからのスタートでしたが、当然、発足時の有志たちは、岐阜板垣会のメンバーで構成されています。我々の会もこの事業に協賛し、ささやかながら浄財を募って贈りました。(以下は翌日の朝刊各紙より追記)
徳川家康を祭る「岐阜東照宮」の新社殿造営起工式が4月25日、岐阜市伊奈波通の伊奈波神社で行われた。同宮奉賛会(澤田榮作会長) の関係者ら11人が、工事の安全を祈願した。
同会は平成29年(2017)6月、設立。同東照宮の全国東照宮連合会への加盟に尽力したほか、昨年6月から県内の企業や団体を訪ね造営費約6千万円を集めた。同神社駐車場の東側、愛宕山
岐阜東照宮は、江戸時代まで尾張藩の岐阜奉行所(現・岐阜市新桜町)にあったとされ、明治の奉行所廃止によって伊奈波神社内へ遷座された。昭和10年(1935)からは、現在の本殿下の摂社で、須佐之男命らと合祀されている。
新社殿は、境内駐車場にある忠魂碑近くの愛宕山に造られる。3年前、同奉賛会の澤田榮作会長(86)が発起人となって同神社などに働き掛け、平成29年(2017)6月、全国東照宮連合会(事務局・栃木県日光市)に加盟。県内企業から寄附を募り、造営費約6千万円を集めた。
起工式では、祝詞や巫女の舞などに続き、参列者が玉串を奉奠し、造営ば譽の愛宕山を視察した。奉賛会会長代行の白橋國弘さん(78)は「澤田会長の尽力があって、半年間で造営費を集めることが出来た。平和な世をつくった家康公を顕彰できる場所ができることに、喜びを感じる」と完成を待ち望んだ。(『中日新聞』)