奉祝・紀元節 橿原神宮・畝傍山御陵参拝(令和5年2月11日)

本日は紀元節。弊会は、有志らとともに橿原神宮・若櫻友苑・畝傍山御陵を参拝いたしました。


積雪のため、当初予定しておりました岩手県奥州市水沢には行けないというアクシデントがありましたが、天神地祇のお導きがあったのでろうかと思える展開となり、結局、急遽本年も例年通り、勅使のご参向あらせらる橿原神宮を参拝することができました。

本年はコロナ禍の影響を鑑み、昇殿参拝できるのは、奈良県在住の方のみとなったため、弊会は



昇殿参拝ではない形で、礼を尽しての参拝となりました。そんな渦中ではありますが、本日は例年になく暖かく快晴の佳日。「生く日の足る日」とは、まさにこのことでしょう。本日は、ウクライナの政治学者・グレンコ・アンドリー先生と、わが日本の建国を祝う日を共にすることができました。日本とウクライナは、ロシアに侵略され領土を取られた国であります。ウクライナの危機は日本の危機。ともにロシアの脅威に対峙していかねばならない国どうしであります。一刻も早く憲法を改正し、平和で安全に暮らして行ける世の中を取り戻そうではありませんか。



今を去ること155年前、板垣退助らが一命を賭して戦った戊辰戦争における勤皇の大義は、GHQの神道指令によって汚され、日本精神は去勢されたごとくのような不甲斐無い有様で、戦後80年近くにわたり戦後史観が蔓延しております。板垣ら明治の元勲を揺り動かせた殉国の至誠とは何か?それは「生きては御国の楯となり、死しては護国の鬼となる」というひたむきな、ひのもとのもののふの精神でありました。この精神が自由民権運動を惹起させ、憲法を起草し、国会を開設し、欧米列強に負け劣らない近代日本の骨格を造り上げたのであります。

本年こそは、皇室の弥栄(いやさか)と国家の繁栄、そして平和と安全を取り戻せる社会、二度と山上(やまがみ)のような兇悪な犯人を生み出さない、ロシアのような横暴を許さない、幸せな社会が天地(あめつち)と共に極まり無く続きますよう祈念し、…また、本日ご参集の皆さまの御多幸をご祈念申し上げまして、僭越ではございますが、私の挨拶に代えさせて頂きます。(理事長挨拶)



殉国の烈士たちを奉る「若櫻友苑」(橿原神宮)


安倍晋三先生殉難の地(「大和八木駅」前)


本日は紀元節。弊会は、日本の国を建国された神武天皇のお眠りにならておられる畝傍山御陵に参拝。護国の鬼となられた御祭神の鎮まり坐(いま)す「若櫻友苑」に参り、「海ゆかば」を奉唱。感謝と哀悼の洵を捧げ、橿原神宮にて、勅使のご参向をお迎えしました。その後、思いを共有できる仲間たちと奈良へ移動する途中、近鉄電車の車内より、安倍晋三先生殉難の地を謹んで遙拝いたしました。


 途中(みちなか) (ゆ)ける烈士(ますらを) あの場所に
 (たほ)れし姿(すがた) 永遠(とわ)に忘れじ  髙岡功太郎理事長 献歌

(※昨年の橿原神宮参拝の様子はこちらのページへ)


板垣退助先生の出身地・高知市内では、『建国記念の日をお祝いする高知県民のつどい』が挙行されました。現在日本がおかれている状況、国際的に果たすべき立場、なさねばならない提言が述べられ、天壌無窮に皇室の弥栄と、国家の安寧を保つことが出来るよう願い、『建国記念の日』を奉祝いたしました。(高知支局)


『建国記念の日をお祝いする高知県民のつどい』


安岡冨士子先生の挨拶(高知市内にて)


昨年はいろんな意味で、マスネディアに弊会の活動を取り上げて頂いた一年でした。しかし、多くの場合、発言内容を正確には伝えず、メディアの意向に添うよう、曲解して伝えられたり、意図的に削除、あるいは別の言葉に置き替えられていた場合がありました。しかし、我々はそれら妨害がいかようにあろうとも、一心に至誠を貫き、板垣精神を完遂して参りたいと思っております。(事務局)


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投稿日:2023/02/11

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