板垣退助の功績しのぶ・第86回忌命日法要(平成16年7月17日)

【板垣退助の功績しのぶ・第86回忌命日法要】
自由民権運動の指導者・板垣退助の命日だった七月十六日、高知県民有志でつくる「板垣会」(古谷俊夫理事長)が高知市本町二丁目の高野寺で法要を営んだ。

板垣会は板垣死去の翌年にあたる大正九年(一九二〇)に発足。浄財を基にした預金の利子や株式の配当などを運営資金とし、毎年命日の法要や板垣家墓所(高知市薊野)の清掃などを続けている。

法要には、岐阜県からの参加者を含む各位が参列。読経が流れる厳かな雰囲気の中、数々の功績を残した土佐の名士に思いをはせた。

法要後の定例事業報告会で、古谷理事長は「これからも県内外を問わず会員を増やし、大々的に活動していきたい」と挨拶。会員からは「全国の板垣像を巡るツアーを企画しては」といった意見も出ていた。

(『高知新聞』平成16年(2004)7月17日附朝刊(30面)より)


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投稿日:2004/07/17

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