お彼岸・板垣山へ墓参り (平成24年3月19日)


平成24年(2012)は、板垣退助の岐阜遭難事件より130年の節目の年。

春のお彼岸を前に、3月18日~19日、高知へ帰省し板垣山の先祖代々の墓へお参りしました。3月18日は、高知市内の安楽寺にある乾金右衛門正行夫妻、乾市郎兵衛正直墓へお参り。

ところで、直接お会いしたことは無いのですが、土佐史研究家の広谷喜十郎先生の本には「乾家の初代から3代目の墓は「安楽寺」にあり、4代目以降は、板垣山にある」と書かれているそうで、それに関してよく聞かれることがあります。また広谷先生の記述を孫引きして記載しておられる方ありますが、実際には2代目以外の初代板垣正信(乾加兵衛)~10代目の板垣退助(乾正形)までの


墓は「板垣山」にあり、2代目の乾金右衛門正行夫妻、乾市郎兵衛正直らの墓が「安楽寺」にあります。…が、広谷先生への連絡先が分からないので、訂正のしようが無いので、ここに書いておきます。(広谷先生は、板垣家・乾家には直接取材せずに書いておられると思います) 広谷先生の著作自体は大変良い内容なので、些末なことかもしれませんが間違い箇所があるのが残念。


安楽寺のご住職にご挨拶してお参りを済ませ、当日はサンライズホテルに一泊。翌19日、お墓用の仏花を10対購入して板垣山へ。般若心経を唱え、初代から順番に手を合せてお祈りいたしました。6年後には板垣退助百回忌を迎えます。昭和43年は【明治維新百年・板垣退助五十回忌】と銘うって東京・品川の墓前で盛大な式典が挙行されました。6年後にも何か出来ると良いと思っております。


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投稿日:2012/03/19

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