高知自由民権記念館「子どもたちに伝えたい板垣退助」展

板垣退助生誕180年。幕末・明治期に活躍し、大きな足跡を残した板垣退助。高知市立自由民権記念館では、教科書では紹介しきれていない、板垣退助の生涯とその魅力を、分かりやすくご紹介します!


【勉強会】
●とき:平成29年10月7日(土)
   ~平成30年4月8日(土)
●ところ:高知県高知市桟橋通4-14-3
       高知市立自由民権記念館


●主催:高知市立自由民権記念館
●後援:高知新聞社、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、読売新聞高知支局、NHK高知放送局、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知、KCB高知ケーブルテレビ
板垣退助生誕180年「子どもたちに伝えたい板垣退助」展 ご案内フライヤー.PDF

(裏面)「子どもたちに伝えたい板垣退助」展 ご案内フライヤー.PDF


本年は板垣退助生誕180年

幕末期には土佐藩兵を率いて戊辰戦争に参加し、明治維新後には日本初の政党・自由党の総理となった板垣退助は、坂本龍馬や後藤象二郎らと並んで、幕末・維新期の土佐を代表する人物の一人です。

 

土佐藩を勝利に導いた板垣退助

板垣退助は、その全国的な知名度から、小学六年生 社会科の教科書にも【自由民権運動を主導し、自由党をつくった人物】として紹介されていますが、残念ながら、その説明文はわずか数行しかありません。そこで高知市立自由民権記念館では生誕から180年の節目に企画展を行い、立憲政体の確立に大きな役割を果たした板垣退助について、教科書だけではなかなか伝えきれないその生涯と魅力を、イラストや写真、所蔵資料を交えながら、分かりやすく解説されております。


退助が締結した「薩土討幕の密約」に基づき参戦

乾(板垣)退助は、一貫して武力討幕を主張し、中岡慎太郎の仲介のもと薩摩藩と「薩土討幕の密約」を締結します。これにより土佐藩は鳥羽伏見の合戦に参戦。戊辰戦争では初戦から参戦していたことが高く評価され、錦の御旗を御下賜あらせられ正々堂々と戦います。

 

今回はこちらの会場での講演会です。


土佐藩主・山内豊範公より賜った感状

板垣退助の快進撃に、深く感じ入った土佐藩主・山内豊範公は陣中の退助に対して感状を贈り、士気を鼓舞しました。


戊辰戦争より帰路に乗船した「夕顔艦」

奥州合戦が平定された帰路に板垣が乗船した「夕顔艦」です。

 

この他にも、多数貴重な品が展示されています。

来年、平成30年3月3日は、宮内庁書陵部主任研究官・真辺美佐さんを招聘して、板垣退助を顕彰する記念講演会が予定されております。


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投稿日:2017/10/12

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