第9回 坂本龍馬・中岡慎太郎両先生第150回忌墓前祭

第8回は、京都「霊山護國神社」で挙行される坂本龍馬・中岡慎太郎両先生第150回忌墓前祭へ参拝いたします。


●とき:平成29年11月15日(水)
    12:00~(現地集合/解散)
●ところ:京都府京都市東山区清閑寺霊山町1
        京都霊山護國神社社務所前


坂本龍馬・中岡慎太郎両先生第150回忌墓前祭ご案内フライヤー.PDF

●第150回忌『坂本龍馬・中岡慎太郎両先生墓前祭』参拝

坂本龍馬・中岡慎太郎両先生第150回忌墓前祭に参列しました

昼より、中岡慎太郎先生の出身地である高知県安芸郡北川村の中岡慎太郎先生顕彰会の方々、京都高知県人会の有志の方々によって、高知の軍鶏鍋の炊き出しがございました。私費にて寸志を奉賛。

 

幕末・維新を想う人々が集結

到着してまず、霊山護國神社の社務所で玉串料を私費より奉納。宮司夫人にご挨拶いたしました。


土佐藩招魂社(当日・本会撮影)

坂本龍馬・中岡慎太郎両先生の奥都城の下側に位置する「土佐藩招魂社」の祭礼から始まりました。

 

毎月第3日曜日に京都霊山護國神社の清掃奉仕があり、本会理事長はここ7年ほどは可能な限り参加しております。特に新春、八月の戦歿者慰霊祭前の清掃奉仕に必ず参加し、「土佐藩招魂社」のあたりを中心に清掃しております。


坂本龍馬・中岡慎太郎両先生奥都城(本会撮影)

墓前祭には、本年は、尾崎正直高知県知事、青木四国銀行相談役、寺田屋ご遺族、勝海舟の玄孫の方々が参列されておりました。
私たちもTBSのTVクルーから取材があり、来年、明治維新150年・板垣退助百回忌顕彰祭についても質問を受けました。実際にどの部分が放送されたのかは分かりませんが、約40分ぐらいに亘ってインタビューを受けました。(※平成30年(2018)4月7日(土)TBS『偉人のお墓で逢いましょう』で放送されました)


第150回忌墓前祭(当日・本会撮影)

墓前祭は数百人の方々が集まり盛大に挙行されました。私たちも両先生ならびに嘉永6年黒船来航以降、国事に奔走し散華された維新の志士と護国の英霊に感謝と哀悼の洵を捧げました。

 

板垣退助の孫・板垣守正の長男・正(ただし)は、北川村出身で、東京で陽明学関連の書籍の出版社を起業した尾崎旦(陽明社初代社長)の養子になりましたが、尾崎旦の弟が日本で初めて中岡慎太郎の伝記

『中岡慎太郎先生』を著した尾崎卓爾にあたります。また、養子縁組の媒酌人であった、今幡西衛は、京都・丸山公園に「坂本龍馬・中岡慎太郎両先生の銅像」を建立するため尽力した人物です。当時の銅像は戦時金属供出の際、応召出征し、戦後、再建されて2代目の像が建てられましたが、丸山公園にも初代銅像建立の経緯を記していないので、現在の銅像が戦前からあった銅像だと思っている人々もいます。この辺りの経緯も、機会があれば詳述したいと考えております。


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投稿日:2017/11/15

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