山口鋳銭司・大村益次郎先生銅像【除幕式】(令和2年(2020)7月23日)


大村益次郎先生と言えば、靖國神社の銅像がつとに著名ですが、その生まれ故郷の鋳銭司に銅像が、第150回忌を期して建立されました。

銅像が建立された場所は「鋳銭司地域交流センター前庭」で、大村益次郎先生歿後150年事業実行委員会により、 記念事業として建立されたものです。彰義隊に対峙する「武人」たる靖國神社の銅像に対して、鋳銭司に建てられた銅像は地球儀を傍らに置き世界を睥睨として眺める「文人」たる側面を顕彰した銅像となりました。

除幕式の本日は、コロナ禍の為、残念ながら他府県からは除幕式に参加する事が中止となり叶いませんでしたが、一般社団法人板垣退助先生顕彰会からも浄財を拠出し、かつ理事長・髙岡功太郎氏個人としても資金を拠出し、山口鋳銭司・大村益次郎先生銅像建立を支援しました。

弊会では今後も【明治維新150年・板垣退助薨去百回忌記念事業】として勤皇の忠臣、幕末維新の志士・義士ならびに護國の英霊に対する顕彰をして参ります。


山口鋳銭司・大村益次郎先生銅像除幕式

(追記)この程、丁重なる御礼状ならびに報告書と記念冊子を御恵送くださり、漸く当日の概要を伺い知ることが叶いました。大村益次郎先生の生誕地に銅像建立の話が持ち上がったのは、明治維新150年・板垣百回忌記念法要より前でしたが、銅像建立という義挙を成すにはそれなりに資金が必要。


(大村益次郎先生銅像除幕式記念冊子と記念品)

それより後から開始した、弊会の記念事業の方が先に実を結んで幕を閉じ、記念書籍も上梓。その後、1年遅れてこの銅像が漸く完成、除幕されたと言う時系列となります。そのため、板垣百回忌記念書籍の出版時には、銅像建立が間に合わず、弊会記念書籍には「大村益次郎先生銅像設立支援」と記すに止まりました。建立されていたならば、その英姿を書籍に収録する予定でありました。


ともあれ鋳銭司の銅像は、見事に完成し我々も安堵しております。なんと言っても、後世に残すべきそれなりのものを、それなりの規模で行おうとすれば、それなりに時間も資金もかかるもので、記念冊子はその苦労が偲ばれる内容でした。まだ確認してはおりませんが、台座には弊会と我々の名前も刻まれていると言うお話しです。板垣百回忌記念事業と同時期に山口で進められてきた記念事業に改めてエールを送りたいと思っております。弥栄!!

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投稿日:2020/07/23

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