今年で9年目、板垣会会報、第9号発行。
別に示し合わせした訳ではないが、今回は執筆陣の多くが戊辰戦争での板垣を取り上げている。
小生も本年コロナ禍での板垣山墓所整備と岐阜東照宮の社殿再建についてを執筆。戊辰戦争を避けては通れない内容である。
澁谷雅之先生は、板垣率いる迅衝隊が戊辰戦争で戦った銃装備に関して、かなり詳細な解析・解説をして下さっているし、谷是先生は高松平定に関してのお話。
大楠公の末裔である板垣会の楠正浩理事は、土佐藩に召抱えられ御典医となった経緯などを詳述して下さった。これなどは土佐藩の会でも投稿して頂きたい内容である。戊辰戦争150年を過ぎて漸く、板垣顕彰の土台が整ってきた感がある。
毎年一冊出して今年で9年。継続は力なり。例年にも増して濃い内容の一冊となっている。