安倍元総理への想いと揮毫を頂いた経緯について『読売新聞』から取材がありました。(以下記事より。※文脈補足済)
平成30年(2018)、板垣退助の百回忌に際し位牌を新調することとなっ
せっかくならば、板垣退助ゆかりの人物か、自由民権運動の精神を受け継ぐ人物に揮毫を賜ってはどうだろうかと話し合い、全会一致で自由民主党総裁・安倍晋三首相が良いだろうという話にまとまった。しかし、首相ともなれば万事ご公務で御多忙の身ゆえ、揮毫を頂ける確証はどこになかった。ゆえに先ず我々が、真剣に憲法改正に取り組み、自由民権運動の精神を実践していることを世に示すところから始まった。板垣会も任意団体ではなく、法人登記をして軌道に乗せてゆくところからのスタートである。
このあたりの話だけでも、本が一冊書けるほどのエピソードが満載。『議事録』も総て保管してある。新聞記者さまへも2、3時間かけて経緯を説明したが、紙幅の関係もありこのあたりの話は総て割愛されてしまったので、とんとん拍子にことが運んだように書かれているが、構想10年かけての一大事業であった。さて、新聞記事に戻ろう。
高岡さんが理事長を務める顕彰団体「一般社団法人板垣退助先生顕彰会」(大阪市)は、板垣の東京・世田谷の菩提寺「高源院」には位牌がなかったことなどから、2018年の板垣百回忌にあわせ、新調を発願した。
板垣退助百回忌法要・特別位牌奉納式(平成30年(2018)7月16日)
記事では「高源院」が菩提寺で「高野寺」が「ゆかりの寺」と書かれているが、実際にはどちらも菩提寺である。江戸時代の藩士は国元と江戸に両方菩提寺があって、その名残りであるので、菩提寺が一つとは限らない。さらに云うと宗派も一つとは限らない。
高岡さんは「民主主義を否定する暴力は許せない」と話し、安倍氏の死を悼んで国葬(国葬儀)が行われる9月27日、板垣会の会員らと奈良市の大和西大寺の暗殺事件現場を訪れ、手を合わせる予定。(以上記事補足要約ここまで)
私はクリスチャンではないが『聖書』にある「人はパンのみに生きるにあらず」と云う言葉には深く感じるものがある。日々の自分の糧だけに生きるのでは無く、より良い社会の為に何が必要かを考えれば、自ずと答えは出るはずであると信じたい。謹んで、安倍晋三元総理のご冥福をお祈りします。(理事長談)
『讀賣新聞』の取材は自由民権運動ならびに「国会期成同盟」ゆかりの大阪太融寺のお庭にて
なお、本年9月9日に行われたオンライン会議にて、我々は9月27日の国葬日に合わせて、弊会主催の直会の席上で総会を兼ね、弊会の「名誉総裁」号を故安倍晋三元総理に贈りする事を決議いたしました。式典の詳細ご不明点、お問い合わせは、弊会mail宛へ。(事務局より)