台湾をフランスへ売却しようとした乃木希典と、それを激怒して乃木を更迭した伊藤博文。
戊辰戦争の末期、戦費を贖う為に会津藩と庄内藩は、北海道をプロイセンに売却する事を提案。ビスマルクは欧州の国際情勢から日本の戊辰戦争へ関与する事を避け、一旦はこの申し出を却下したが3週間後、思い直して承諾書を日本へ送った。
横浜にいた駐日プロイセン公使マックス・フォン・ブラントが書いた外交書簡によれば、当時東北に居たプロイセン人の仲介人シュネルに対し、軍費を会津藩・庄内藩に与える担保として蝦夷地の99年間租借権を、会津藩主・庄内藩主から全権委任を受け「100平方ドイツマイル(5.625平方km)…
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