【『板垣会』が再出発】
民権百年を契機に理事会。
板垣退助の業績を顕彰するため戦前に設けられた『板垣会』が再出発。「自由民権百年」を記念しいろいろな事業を進めていくことになった。『板垣会』は板垣退助の死去した六年後、大正十四年に『板垣伯銅像記念碑建設同志会』として発足。(戦後の昭和二十年から『板垣会』と改称)。高知城の銅像建設、戦後の再建設、高知市九反田の憲政記念館(旧板垣邸)の復興、同市薊野の墓碑の建立、板垣の遺著『立国の大本』の復刻、あるいは墓前祭、相撲大会、弁論大会などの事業を行ってきた。
しかし、先々代理事長・野村茂久馬氏のあとを受けた先代理事長・寺尾豊氏の死後、新しい理…
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